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【衝撃】2019年に生産終了となった車6選!「え、あの車消えちゃうの!?」その理由とは?〜三菱パジェロ、トヨタエスティマ、マークX、日産ジュークなど〜

今回の動画では2019年に生産終了となった車、2020年初頭に生産終了が決定している車をご紹介しました。
動画で登場した車の詳細です↓

【その1:三菱パジェロ】
・名前:三菱パジェロ
・販売期間:1982~2019年
・新車価格:345万~
・燃費:10.00km/L
その1、三菱パジェロ。
パジェロは「乗用車的にも使える本格SUV」として、エスティマ、マークX同様に一世を風靡したモデルです。
しかし1999年登場の3代目モデル以降はライバル車に対し、
乗用車的な要素の足りなさや全体的な古さが目に付くようになりました。
2018年時点で年間販売台数は747台まで落ち込んでいました。
そうした生産台数の不調に加えて、日本での歩行者保護の法規が強化され、
SUVで継続販売車となるパジェロはこの対応が2019年中まで猶予されていました。
しかしこの販売台数では対応の開発費がペイできるとは思えないパジェロはタイミング的なものもあり、日本向けは生産終了となりました。

【その2:トヨタエスティマ】
・名前:トヨタエスティマ
・販売期間:1990~2019年
・新車価格:333万〜
・燃費:9.11km/L
その2。トヨタエスティマ。
2006年登場の現行型となる3代目は2014年までは月2000台以上売れていました。
しかし2015年にアルファード&ヴェルファイアが現行型となる3代目にフルモデルチェンジされると、
「分かりやすい高級ミニバンらしさ」を強く持つアルファード&ヴェルファイアを選ぶユーザーが増加し、エスティマの販売は明確に落ち始めてしまいました。
エスティマも2016年にビッグマイナーチェンジを行い一時的に販売は上向きました。
それでも年を追うごとに販売台数は低下。
「一応の需要はあるけど、フルモデルチェンジできるほど投資に対する効果がない」と判断され、
ハッキリしたアナウンスのないまま生産終了となりました。

【その3:トヨタマークX】
・名前:トヨタマークX
・販売期間:2004~2019年
・新車価格:270万〜
・燃費:12.6km/L
その3。トヨタマークX。
マークXは、前身のマークII時代には“マークII現象”という言葉があったほど街でよく見るクルマでした。
21世紀に入りミニバンやSUVの台頭により販売が減少したものの、
2代目となる2009年登場の現行モデルは高級感あるクルマの割に価格がリーズナブルなこともあり、
2013年までは月間1500台程度と堅調に売れていました。
しかし徐々に販売台数は減少していき、2016年にビッグマイナーチェンジを行いましたが、
元々のモデルの古さもあり残念ながら販売は回復しませんでした。
それに加えてトヨタは「キャラクターは違うけど、車格は同じ」となるカムリを、
2017年のフルモデルチェンジの際にマークXを扱うトヨペット店でも販売し始めました。
カムリをマークXの後継車に考えていた面があり、実際にカムリは現在でも月1500台以上が売れています。
エスティマと同じように「一応の需要はあるけど、フルモデルチェンジできるほど投資に対する効果がない」
と判断され、マークXは生産終了となりました。

【その4:スバルWRX STI】
・名前:スバルWRX STI
・販売期間:2014年~2020年1月
・新車価格:393万〜
・燃費:9.4km/L
その4。スバルWRX STI。
WRX STIはラリーやレースのベース車両という使命も持ったピュアなスポーツモデルで、
このジャンルとしては堅調に売れていました。
しかし搭載されるEJ20型エンジンが誕生から2019年で30年を迎え、
特に燃費や排ガスのクリーン度といった環境性能が現在の法規をクリアするのが難しくなったこともあり、
2019年10月に生産終了と555台限定のファイナルエディションが同時に発表されました。
かねてからWRX STIは2019年に入って生産終了の噂が広まっていたこともあり、
2019年の販売は10月までで3299台と、一定の販売台数を誇っていました。

【その5:日産ジューク】
・名前:日産ジューク
・販売期間:2010~2020年初頭
・新車価格:201万〜
・燃費:18.0km/L
その5。日産ジューク。
2010年にジュークは今になると先駆車にも感じる、
クーペルックを持つスペシャリティなコンパクトSUVとして登場しました。
ジュークは超個性的なスタイルに対する批判もあったものの、2012年までは月に3000台近くが売れていました。
しかし2014年以降はホンダヴェゼルなどのコンパクトSUVの登場などで、
年々販売台数は落ち込み、今年(2019年)は10月までで2839台しか売れませんでした。
ヨーロッパでは次期ジュークの販売は決定されており、日本のみの生産終了となります。

【その6:日産キューブ】
・名前:日産キューブ
・販売期間:1998~2020年初頭
・新車価格:165万〜
・燃費:16.4km/L
その6。日産キューブ。
ゴーン体制前の日産がドン底だった1998年に、コンパクトハイトワゴンというコンセプトで初代モデルが登場したのが、キューブです。
今年10月までの販売台数は3863台と、コンパクトカーに対する期待値の10分の1程度しか売れませんでした。
ライトバンのNV150 ADにすら単眼カメラ式の自動ブレーキが付いているのに、
それすらしてあげなかったという日産のやる気のなさにキューブが生産終了となった原因が考えられます。
加えてそこに、日産が国内販売で大きな力を注ぐノートと軽自動車の台頭もあり、
ほぼ何もしてもらえなかったキューブは売れずという状況が続いていました。
2019年、ゴーン問題などで低迷していた日産は、
「2020年度までに商品ラインナップを10%以上効率化する」という発表をしており、
ジュークとキューブの生産がその影響を受けたということですね。

いかがでしたか。
今回は2019年~2020年初頭に生産終了となった車6選を紹介しました。
平成から令和への移り変わりを感じますね。
それではまた、次の動画でお会いしましょう!

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https://docs.google.com/document/d/1RknLm-nyRB-lmM7HzHjlElvm49AkEEj1_v2ejeUW45k/edit?usp=sharing

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