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✍ トヨタのシニア・テクニカル・トレーナーを務めるステファン・ラメーカーズに、4代目となる新型ヤリスについて、AUTOCAR英国編集部のローレンス・アランが気になることを質問してみた。 ――CVTを搭載したハイブリッドの「輪ゴム効果」を、新型ユニットではどのように克服したのでしょうか? 「まず、エンジン側のパワーを上げました。それと同時に、素早く発揮できるモーター側のトルクを高めたのです。そうすることでエンジンの回転を抑えつつ、より大きなEVパワーを使うことができます。運転が楽しく、力強く感じられるようになりました」 ――従来よりも電気のみで走り続けることが容易になったそうですね? 「スロットルペダルを少し踏み込んだだけでは、エンジンがすぐに始動しないようにしました。だから確かに、従来よりも電気のみで走り続けることが容易になりました。計算上の数値では、電気のみで走行できる距離は最大4マイル(約6.4km)です」 「しかし、一般的な市街地走行の約80%は、エンジンを始動させずにすむと、われわれは試算しています。バッテリーの充電は減速エネルギーを回生して行います」 ――ハイブリッドの販売が十分に多くなっても、ガソリン・エンジンのみを搭載するモデルの提供を続けるのですか? 「ハイブリッドに力を入れていることは確かです。しかし、お客様の中には、より安い価格のガソリン車をお求めになる方もいらっしゃいます。それでもやはり、ハイブリッドの販売目標である80%は簡単に超えるのではないかと、わたしは思っています」 「われわれは既に過去8年間で50万台のヤリス・ハイブリッドを販売してきました」 画像 トヨタ・ヤリス 詳細をみる 全187枚 ...
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