桜が満開とはいえまだ肌寒い3月、竹岡圭さんがステアリングを握ったのはBMWクーペの最高峰、M8GCだ。しかもサーキット走行を想定したコンペティションモデル。あいにくのウェットコンディションとなったが、その圧倒的なパフォーマンスの片鱗を感じとることができたようだ。
BMW M社開発によるV8Mツインパワーターボエンジンは600psを、コンペティションモデルに至っては625psを発生させる。先進の4WDシステム M xDriveは常に最適なトラクション性能を発揮するだけでなく、完全なFRモードも選択可能。また一部を除き先進運転支援システムを任意にカットできるなど、ドライビングプレジャーを追求した究極の4ドアクーペといえる。