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回生ブレーキでつながるクルマと自転車のハイブリッドレビュー(フリードHV&パナ電車)
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三洋電機(現パナソニック)のエネループバイクの最終進化系であるパナ電車ことビビチャージWT(27インチ)では約30km/h、ブリヂストンのアルベルトe(27インチ)では約36km/hを過ぎると回生失効となります。これは、国鉄201系などの直流チョッパ制御の電車において、高速走行時にモータ誘起電圧が架線電圧を超える場合に発生していた現象と同様と言えます。
自転車の回生ブレーキは、モータの巻線で昇圧しバッテリより高い電圧を発生させることで実現しています。回生失効は、高速域でインバータでのスイッチング制御によらず常に誘起電圧がバッテリ電圧を超えてしまうと制御不能に陥ることから保護機能として働いています。これは電動アシスト自転車のアシスト規制(24km/h以上でのアシストは不可)の考慮で、モータの無負荷回転数があまり高く設定されていないことに起因すると考えられそうです。ちなみにSANYO eneloop bikeではアシスト上限の24km/hで回生失効となります。

※パナソニックのビビチャージシリーズは誠に極めて残念ながら2017年度あたりで生産中止となっています。2020年現在、回生機能付き電動アシスト自転車は、ブリヂストンのデュアルドライブ車がおすすめです。
アルベルトe走行レビュー
https://www.youtube.com/watch?v=PSbIzhFJ7bM&t=1s

なお、このクラスの勾配の坂では、デュアルドライブ車の場合回生ブレーキのみでの減速及び速度維持はできず、摩擦ブレーキの介入が必要になる場合があります。

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