去る2月26日、スバルテクニカインターナショナル(STI)は2020年のレース参戦車両のシェイクダウンを富士スピードウェイで実施。そこで今回レスポンスは、2016年のニュル24時間耐久を戦った『WRX STI』に独占試乗するという機会を得た。ステアリングを握ったのはレーサー/モータージャーナリストの桂伸一氏だ。
シェイクダウンをおこなう2020年車両たちとともに、レスポンスのためだけに2016年モデルを富士スピードウェイに持ち込んでもらった。もちろんメンテナンスもバッチリ、全開走行が可能な状態でだ。
桂氏はニュル24時間を知る男であると同時に、STI総監督の辰己英治氏とはかつて共にレースを戦った盟友でもある。2016年モデルの試乗から、2020年モデルの実力を計り知ることはできるか。