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✍ ーーー 独ポルシェが行った2019年の業績発表は、新型コロナウイルスの感染拡大による工場の一時閉鎖から、わずか2日後に行われた。 その席で、オリバー・ブルーメ取締役会会長は、AUTOCARに対して、992型911の「とてもパワフルな」ハイブリッド仕様をローンチすると認めた。 また、ミドシップ・レイアウトのスポーツカー、718シリーズのハイブリッド車については、今年中に決断を行うとした。 ブルーメは昨年の春に、「すでに電気で走る718のプロトタイプを完成させています。そしてハイブリッドのプロトタイプも製作中です」と語っていた。 さらに、「(718の)次世代モデルがハイブリッドになる可能性はあります。しかしまだ、単なるハイブリッドになるか、それともプラグイン・ハイブリッドになるかは確定していません」としていた。 またブルーメは業績発表の場で、EVとして登場する次世代型マカンについて、2022年に発表する計画であることを明かしてくれた。 グローバルの活動に関する業績は既報のとおりで、販売台数は2018年に比べて10%増の28万800台に増えている。ベストセラーはSUVのマカン(9万9944台)。 これにカイエン・シリーズが続く(9万2055台)が、そのなかの15%がカイエン・クーペであった。 またEVのポルシェ・タイカンは、2019年に世界で813台を納車したことも発表された。 2500ドルの予約金を支払ったカスタマーは、3万人となり、このうち1万5000人が、正式にオーダーを行ったという。 なお2019年のイギリスは、ポルシェにとって魅力的なマーケットとなった。世界で4番目に大きな市場となったのだ。 英国におけるセールスは23%増大。911の販売台数はグローバルではわずかに減少したが、イギリスでは22%アップとなっている。 なお、英国においてもベストセラーとなったのは、やはりマカン。前年比18%増の4988台を販売した。 画像 ポルシェ718にGTS 4.0【6気筒が復活】GT4/ボクスターと比較 全93枚 ...
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