神奈川県綾瀬市でバイクが道路標識にぶつかり、乗っていた高校生2人が死傷した事故で、防犯カメラにバイクの後ろを車が車間距離を詰めて走行する様子が写っていたことがわかりました。警察は後ろの車のあおり運転が事故を誘発した疑いがあるとみて詳しい状況を調べています。
今月16日、綾瀬市で2人乗りのオートバイが道路標識に衝突し、運転していた神奈川県座間市の高校1年の男子生徒が死亡し、後ろに乗っていた男子生徒も大けがをしました。
NHKが入手した現場近くの防犯カメラには、オートバイの後ろを車1台分ほどに車間距離を詰めて走る乗用車が写っていました。
捜査関係者によりますと、当時2台は時速50キロほどで走っていたとみられ、乗用車がオートバイを追いかけるように走行する様子は複数の防犯カメラの映像で確認されているということです。
男子生徒は免許を持っていませんでしたが、警察は後続の車のあおり運転が事故を誘発した疑いがあるとみて、車の特定を進めるなど、当時の状況を詳しく調べています。
防犯カメラの映像
NHKが入手した事故現場からおよそ150メートル手前に設置された防犯カメラの映像では、バイクの後ろをヘッドライトをつけた黒っぽいセダンタイプの車が車1台分ほどに車間距離を詰めて走っている様子が写っています。
車のライトがバイクを強く照らすように見え、車間距離が極端に狭くなっていることもうかがえます。
このおよそ10秒後に事故が起きたとみられます。
引用:NHKオンライン
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200219/k10012291711000.html?utm_int=news-ranking_access_list-items_010