車検とは、クルマが保安基準に適合しているか確認して公道で乗るために国土交通省にて許可をもらう事です。
店で車検を依頼された場合、お客さんのバイクが法令に沿っているのか分解記録簿に従い整備していきます・・・っが!!車検整備=点検と思っている方も多いはず、よく聞く話が「車検を出したのに直ぐに壊れた!!」など
車検は公道を走行するのに基準(ブレーキが効くか、ボルトの緩みが無いか、タイヤの状態など消耗品はどうか?)に満たしている事で点検(次の車検まで故障しない様に点検、次の消耗品や壊れそうな所の確認など)とは違うのです!!でもお客さんからすれば車検=点検=安心なのです。私も色々と苦い思いを経験して、お客さんの思う車検=点検=乗って楽しい、そういう整備に行きつきました。結果、時間も手間もかかります・・・
よくユーザー車検で行けば安く済む動画やクイック車検などの広告を目にしますよね・・・そりゃ整備をしなければ早く出来るし安くもなるさ・・・安くて良い物なんて無いですよ!!安くて良い物があるとすればそれは「妥協」です。
お店に頼む時に厄介なのが「店」ではなく整備をする「人」の性格によって内容が異なる事が多々あります。基本的な整備は同じですが納車した数か月先、数年先を見据えて整備をしているかによって完成具合がかなり差が出ます。例えば「このバイクのここは故障が多いし距離や年数など考慮して先に交換しておきますか?」というアドバイスや「ここ錆びやすいからバラしたついでに対策しておこう」など少しの差かもしれないが「ヤルとヤラない」では違いますよね。この動画を見て頂いたので貴方のバイクライフが充実したものでありますように店を選ぶ時は店員と接してみて下さい。安さや早さを強調する所は・・・
かじ取り装置 分解編
https://youtu.be/QEDm8P2u5sg
かじ取り装置 整備編
https://youtu.be/N6Y4Q2E_1Bs
かじ取り装置 組み立て編
https://youtu.be/DdHE9Za4GDs
緩衝装置 分解編
https://youtu.be/C_bELvOQQWw
この動画が参考になれば幸いです。
店の宣伝に使うつもりはないのでバイク屋のリアルな発言や作業をご覧ください。