ホンダ・シビック, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=45058 / CC BY SA 3.0
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ホンダ・シビック
シビック (Civic) は、本田技研工業が生産及び販売している乗用車である。欧州ではCセグメントに、アメリカ合衆国ではコンパクトカーにそれぞれ区分されている。
昭和47年(1972年)に販売が開始され、世界各国で販売されるホンダの世界戦略を担う基幹車であり、ホンダ乗用車の中でも最も長く同一車名で販売されている車である。初代から7代目までは小型乗用車の分類に属しており、3ドアおよび5ドアハッチバックと4ドアセダン、代によってはワゴンやクーペが設定される等の幅広いボディ展開を持つ。8代目から3ナンバーサイズの普通自動車にボディサイズが拡大された。
エンジンは初代より現在にいたるまで直列4気筒エンジンを搭載しているが、排気量は1.2Lから徐々に拡大され、現在は2.0Lガソリンエンジンのほか、2.2Lディーゼルエンジンやガソリン電気ハイブリッドなどが搭載されている。なお、欧州向けには現時点でも初代と同様の1.4Lもラインナップされている。それらのエンジンは横置きに搭載され、7代目の一部グレードからエンジンの回転方向が時計回りから逆方向に変更され、合わせて搭載方向が左右逆になった。
駆動方式は初代より前輪駆動を基本としており、3代目から7代目までには四輪駆動も存在した。なお、日本国内向けのものは平成22年(2010年)8月31日にガソリンエンジン搭載車の、同年12月中にハイブリッドの生産を終了したことから、初代から8代目で38年の日本での歴史に一旦幕を閉じることとなったが、平成29年(2017年)7月27日に(10代目をベースとした)4ドアセダンと5ドアハッチバック(「type R」を含む)の投入を再開することを正式発表、同年9月29日から日本国内向けの販売が再開された。尚、北米向け輸出用の生産は、三重県の鈴鹿製作所にて行われている。
2代目から7代目モデルでは、ホンダが公式に定めたキャッチコピーに基づく愛称が存在し、広告宣伝でも使用されていた。
軽自動車であったN360とライフはヒットはしたものの、その後に発売した小型車1300は低迷することになる。北米と日本とで厳しい排ガス規制が行われることになり、そんな中でのシビックの発売となった。
1972年7月12日にデビューした。ライフを拡大したようなデザインにし、前後のオーバーハングを切り詰め、ホイールベースを長くし、居住性を高めている。当初はイギリスのミニなどのように、2ボックススタイルながらハッチバックではなく、独立したトランクを持つショートファストバックの2ドアセダンのみであった。エンジンはSOHC 1.2Lで、60PSを発生した。トランスミッションは4速MTのみであった。
1972年8月31日に、3ドアハッチバックシリーズと上級グレード「GL」(2ドア/3ドア)を追加した。GLのエンジン出力は9PSアップの69PS。1973年5月に、「無段変速」のスターレンジを持つ2速半自動変速機「ホンダマチック」仕様車を設定した。またGLには日本車で初めてリアワイパーが搭載された。1973年12月13日に、排出ガス浄化技術であるCVCCを採用した1.5Lモデルを追加した。ただし、この時点では、1.5LであってもCVCCでないエンジンも選べた。また、1.5Lモデルは従来の1.2Lよりノーズが延長された。同時にユーザーから要望の高かった4ドアセダン(2ボックス(ショートファストバック、ノッチレス)スタイル)を追加した。4ドアのエンジンは1.5Lのみであった。
1974年10月に、シビック初のスポーツモデル、「1200RS」をラインナップに追加した。5速MTが装備され、エンジン出力は76PSまで上げられた。ホンダは"RS"は「ロードセーリング」の略としている。これはオイルショックや排気ガス問題などの社会的事情からスポーツモデルが認可されにくく、運輸省(当時)を睨み回避したとの説がある。
1974年11月に、5ドアライトバンモデルである「シビックバン」を追加した。1975年8月20日に、全車CVCCエンジン化に合わせて「1200RS」は廃止され、後継として「1500RSL」が登場した。1976年5月に、4ドアセダンに1.2Lエンジン搭載車を追加した。1977年9月、4ドアセダンをハッチバック化した5ドアを追加した。1978年6月、1.2Lエンジンを1.3L...