車両本体価格300万円以下の魅力的なアメ車の中古車を紹介する企画の番外編です。
今回はW212型Eクラスの最強グレードであるE63 AMGの中古車を取材しました。
車両は2009年型メルセデス ベンツ E63 AMG
・車両本体価格:238万円(税込)
・走行距離:7万8178km
・車検:令和2年11月
・排気量:6208cc
・ミッション:7AT
・ボデイカラー:イリジウムシルバー
・内装:ブラックレザー
・D車/左ハンドル
という車両です。
最高出力524ps&最大トルク64.2kgを発揮する世界最速クラスのセダンが238万円。文句なしに「安い!」と言えます。
2009年式のE63 AMGの新車価格は1495万円ですから、1200万円以上安くなっている計算です。
アメ車ファンからすると羨ましいというか、「ベンツってどんだけリセールバリュー低いねん!」て感じですね(笑)
「費用対効果(コストパフォーマンス)」という言葉は何処の世界でも言われますが、我々クルマ業界の人間は、それにプラスして「パワー対費用」という考え方をすることがあります。
「購入時に、1馬力に対して一体いくらの金額を払っているのか?」という観点。車両本体価格を馬力で割るわけです。
例えば、車両価格100万円で50馬力のモデルであれば、パワー対費用は2万円。車両価格1000万円で500馬力でも、やっぱりパワー対費用は2万円。車両価格が10倍も違うのに、1馬力に対して支払っている金額は同じになります。
このパワー対費用に優れている(お買い得感が高い)のがアメ車です。
ここで紹介しているメルセデス ベンツE63 AMGは新車価格1495万円で524馬力なので、パワー対費用は約2万8531円ですが、同年式のキャデラックCTS-Vは955万円で564馬力なので、パワー対費用は約1万6933円。1馬力に支払っている金額は、E63 AMGの方がCTS-Vより1万1598円も高いわけです。
ちなみに、同じ2009年式の国産ハイパフォーマンスセダンだと、レクサスGS460バージョンLが775万円で347馬力なので、パワー対費用は約2万2334円。E63 AMGよりは安いけど、CTS-Vよりは遥かに高くなっています。
ついでに言えば、同年式の軽自動車、ダイハツ コペンは196万5000円で64馬力なので、パワー対費用は約3万703円。軽自動車のパワーは自主規制があるので仕方ありませんが、1馬力の値段はベンツより高額になっています(笑)
ここで紹介しているE63 AMGは10年落ちの中古車ですが、238万円で524馬力なので、パワー対費用は約4541円。メチャメチャ安いですよね?(笑)
世の中には「安物買いの銭失い」という言葉があるし、安ければ良いというわけではありません。が、この車両の場合、安くなった理由が年式と走行距離、具体的には僅かな経年劣化だけですからね。10年で7万8000km走ったからといって、機能や性能が6分の1に下がってるわけではありませんから。
ん、やっぱりこれはお買い得感高いと思いますね。
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◾️撮影&編集:田中享
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