11月13日 12時41分
ドライブレコーダーに記録された映像を市民や企業に提供してもらい、あおり運転の防止などに役立てようという取り組みが綾部市で始まりました。
この取り組みは、綾部市と綾部警察署が結ぶ「まちづくり協定」に基づくものです。
今月11日、およそ150人が集まって発足式が行われ、市内の事業所で所長を務める吉村弘志さんが「安全運転に心がけながら市内の見守りを行います」とあいさつしました。
取り組みに参加するのは、ドライブレコーダーを搭載する車を持つ市民や企業です。
あらかじめ市に登録して「見守り活動実施中」と書かれた専用のステッカーを車体に貼り付け、あおり運転など、事件・事故に関係する可能性が記録された場合には、綾部警察署に任意で提出し、防犯や捜査に活用する仕組みです。
市によりますと、これまでに車213台が登録されているということです。
綾部市の山崎善也市長は「多くの皆さんが登録していただいていることを大変うれしく思います。いっそう安心安全なまち作りにつながることを強く期待しています」と話していました。